【我が子Mの備忘録】タイミングがクリティカル

放牧場担当になって数週間が経ち、
跛行も出なくなったので、軽い調馬索とグラウンドワークを始めてみた。

最初は飛び出していた調馬索も、ゆっくり常歩からスタートし、
声での移行も8割くらいはスムーズにできるようになった。
駈歩はあまりさせないけれど
若いからか、トモが弱いからか、不正駈歩になることが多い。
そして右手前は左手前に比べて格段に固い。

グラウンドワークでは、どう馬に分かりやすく教えるか、
書籍やネットでいろんなことを調べ、分からないことを友人や先輩に聞いて、試す、
上手くいかなくて、こうしたら良いのかな?と試行錯誤しながら、別の方法を試す。
それが今は一番楽しい。

馬の性格、調教する側の性格によって伝え方も進度も異なるので十人馬十色。
馬の調教に正解はないのだと改めて感じる。

一番大事なことは、タイミング

騎乗していても同じだけれど、
グラウンドワークだと顔が見えるからか、馬に通じた瞬間が目に見えて分かりやすい。

こちらの意図を理解したその瞬間に、かけていたプレッシャーを許す。
反対に、理解するまでは同じ強さでプレッシャーをかけ続け、
それでも通じなければ少しずつプレッシャーを上げていく。

理解したのにプレッシャーをリリースしないと、また0から始まる…
時にはマイナスからの始まりになることも。

グラウンドワークでのターンオンザホンチス。
前肢から後肢に重心を移動させる、というだけでも難しい。
まだまだ理解してもらうには時間がかかりそう。特に右手前。
なんだかねちっこく残ってしまう。

毎日楽しいなぁ…

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