【我が子Vの備忘録】2022年夏 移厩

2022年5月に月齢2カ月の仔馬を購入した。

目的は、馬場馬の始まりを知りたかったからだ。

私が関わる馬は、みんな、人と関わることも乗せることも既に知っていて、
殆どが競技経験も少なからずある4歳以上の馬たち。
そこに至るまで、馬にどんな選択肢があるのかを詳しく知りたくて
ドイツで仔馬を購入し、預託を始めた。

秋ごろに乳離れするまでは母馬と一緒に、と聞いていたのだが
有難いことに、すくすく成長して、もう母馬と離した方がいい、と言われた。

仔馬にとっての初めての厩舎選び。
仔馬を預かってくれる厩舎はたくさんあるが・・・みんなどうやって選んでいるのだろう?

思いつく限りの現地の馬友や同僚に相談したところ、大事なことは
– 登録スタリオン/牝馬を目指すかどうか
– 既にあるグループに混ぜるのか(転入生)、これから出来るグループに入れるのか(新学級)
– 上記に追記で、何頭が一緒か、他の馬の月齢や体格はどうか

もちろん施設が衛生的か管理が適切かは大前提。

何箇所か紹介してもらった中で、上記の条件に加えて
– 今の厩舎から遠すぎない
(これは皆、他のヨーロッパ国に連れていくことも普通なのだから、たいして心配しなくていいと言ったけれど、
生後半年の仔馬を2時間以上輸送させるのがなんとなく怖かった)
– 仕事でよく行く地域に近い(会いに行きやすい)
– 知り合いがすぐ駈けつけてくれる距離
(遠く離れた日本にオーナーがいて、それも外国人となれば、悲しいかな何が起こってもおかしくないので)

ということで、預託先を決めた。

我が子は、新しいグループに入れるとのこと。

細くて、か弱そうな子はグループに入れても、他の子たちに押しのけられて
充分に飼いに付けないのだそう。
一緒にスタートするのは、もう一頭だけと聞いたし、その点では安心。

新しい厩舎に会いに行くのが今から楽しみだ。

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