コロナウィルスと馬術

思い返せば、12月末に初めてコロナウィルスに関して報じられました。

以降、状況は悪化の一途をたどり、日本で死者が1人、2人と増え
欧州への出張の度に、日本からの入国が制限されるのではないかとヒヤヒヤしていました。
中には差別意識の根強い国もありますので、
現地で、冷たい視線、無言対応、子供っぽい大人たちに指さされて露骨にからかわれることもありました。
(もちろん知人友人、ビジネスパートナー達はそんなことしませんが)
対岸の火事を決め込んでいた欧州は3月20日現在、パンデミックの中心となってしまいました。

ドイツでは、食料品店・薬局などを除き基本的に休業、
暫定ですが4月19日のイースター休暇を明けるまでは、1,000人以上のイベントは制限されています。
厩舎も労働者以外の出入りが制限され、違反した場合は罰則
オランダも、ドイツに倣って行動制限が敷かれています。

馬術に関しては、
4月にラスベガスで予定されていたワールドカップファイナルは3月13日にキャンセルが決定されました。
3月11日午後にトランプ政権がヨーロッパからの入国を30日間制限すると発表しましたので
ヨーロッパの選手がラスベガスに来れないのでは、ワールドカップファイナルの開催は難しかったでしょう…

ラスベガスのキャンセルが決定した直後、FEI(国際馬術連盟)は、競技の開催を自粛するよう求めた声明を発表しました。
FEI競技会開催自粛勧告

欧州では馬術競技に観客がたくさん集まり、
しかもまだ今の時期は、インドアで開催されることも多いので、確かに競技会はリスクが高いと思います。
ドイツ・オランダでは大小関係なく、競技会がキャンセルになっています。

日本では、完全にクローズされたインドア自体が多くないのと
悲しいかな、無観客開催が常態化しているので、
打ち合わせ会や表彰式を(大変だけれど)外で行ったり、ジャッジボックスの換気、消毒、マスク着用に努めれば
こと馬術競技会に限っては、そこまで厳しくないのかな?と個人的には思いますが、どうなることでしょう・・・

Flippanで企画しているAachenのVIPツアーも6月にありますし
胃の痛い日々を過ごしています。

感染症に限りませんが、くれぐれもご自愛ください。

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