すっかり秋めいて更に乗馬が楽しい季節ですね!
この時期は外乗に行かれる方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
紅葉を見ながらの乗馬なんて、ホント優雅ですよね。
以前外乗でお世話になった神奈川県のウェスタンのクラブは
それはもう紅葉の山中を登って下って駈けて…
とかなりアグレッシブな外乗でした。
細い登り坂、下り坂を駈足で走りぬけつつ
頭上の木の枝に気を付けつつ…
もう忙しすぎて、未だによく思い出せません。
あり得ないくらいワイルドで、楽しかった事と、紅葉が素晴らしかったことだけは覚えていますが。
今日は馬術雑誌Dressage TODAYから面白い記事を紹介したいと思います。
タイトルは、
Dressage on a Budget ~予算に合わせて馬場馬術をする~
アメリカのオリンピックライダーLendon Grayは、
コーチの元でトレーニングを受けていたころ、
滞在先にお金をかける余裕がなくて、友人の庭に車を置かせてもらい、
後部座席に寝泊まりしていたそうです。
そんな経験をしてきた彼女が、
お金をかけずに、でも馬術の技術向上のために出来ることを提案しています。
記事の内容を下記に要約しました。
・双眼鏡を持って競技会や講習会へ行ってみましょう。
上級者をよく観察してみれば、
ライダーの効果的な乗り方や、うまくないところを学ぶことが出来ます。
・厩舎の仲間や、恋人や家族など馬術の素人だって構いません。
自分の騎乗を定期的にみてもらいましょう。
馬術に詳しくなくたって、常日頃から見てもらっていれば、
自分で気が付けない様な事に気が付いてもらえることもあります。
例えば、ショルダーイン(肩内)で、馬が肩内しているかどうかは、さほど上級者でなくても分かります。
・インターネットを上手に使いましょう。
Facebookに自分の騎乗ビデオを載せて、フィードバックを受けるとか、
オンラインフォーラムに参加するなどして、知識と仲間を増やしましょう。
…
この記事はこの後、
もしあなたが自馬オーナーなら、自分の所有地で馬を繋養していくことを検討しましょう、
と続くのですが、流石に日本では実用的ではないので
割愛します
が、
記事の中に、
『馬術をやると決めたから、毎日のオシャレ着は諦めて、全てライディングウェアに費やしてるの。
私のワードローブで、いちばん高いパンツはキュロットだし、
いちばん高い靴は長靴とパドックブーツよ』
という人が出てきて、なんだか素敵だなーと思いました。
よく、芸能人の今日の私服の合計は…っていうのがありますが
ヘルメット 5万円
ポロシャツ 1万円
キュロット 4万円
長靴 7万円
全身で17万円
という方もザラにいるこの乗馬の日常。
大体みなさん7~15万くらいが平均値かなぁ…という所見です。
でも、ウェアでこんなにお金にかかっちゃうんじゃ
やっぱり乗馬人口はなかなか増えないので、
私としては、ヘルメット以外は
(ヘルメットはとっても大事。コレだけは初心者でも出来るだけ良いものを使うべき)
ファストライディングファッションでも良いじゃないか!
さらに、子を持つ親として、
成長期の、すぐにサイズアウトしてしまう子供たちにも安心して買ってあげられるような
そんな価格帯も提案していきたいと思っているわけです。
あ、何だか最後はお店の方向性の話になってしまいましたが…
お金をかけなくても、乗馬を楽しめる
そんな環境を日本でもどんどん開拓していきたいですね!!