蹄のお手入れ

夏場は、運動後に汗だくになって、馬を洗うことも多いですよね。

夏の乾燥しやすい季節は乾燥もしやすく、蹄も乾きやすいのですが、
実は蹄を洗う時に、水分を吸収しすぎてしまっているかもしれません。

ヨーロッパの馬たちは、一年中が殆ど乾燥した気候で暮らし、
馬房に入った寝藁・オガ粉も乾燥していて、
更には1日の半分~大半は放牧場で過ごすことも多いです。
そんな馬たちも、馬洗時には蹄に蹄油を塗り、外部からの水分をなるべく遮断、
湿った馬場や放牧場に出すときも同様です。
運動後、集牧後には、ブラシでササっとこすって殆ど洗わないことが殆ど。

日本の馬たちは、多湿な気候のため、馬房の寝藁・オガ粉は湿り気を帯びやすく
さらに、1日の殆どは、その馬房で過ごします。
水分・尿などで、蹄に水分が多すぎるのは、細菌の繁殖や爪が柔らかく脆くなりやすいのでとても注意が必要です。

蹄ケア商品はたくさんありますが、店主のお勧めは
外部からの水分を遮断し、かつ蹄の皮膚呼吸を妨げない処方のものです。
グリースやオイルより、ティーツリーなど抗菌作用のあるサッパリしたものをお勧めしています。

特にお気に入りは、CDM社のフーフバリア蹄油
外部からの水分のみをシャットダウンするワンウェイ処方で
蹄の水分量を適切に保てます。
また、CDM社のフーフクリーム、こちらは健康な蹄を育てる魔法様なクリームで
グルーミングボックスに必ず必携しております。
(大人気の為、現在品切れ中ですが、秋に再入荷する予定です)

蹄無くして馬なし。

大切な愛馬の健康状態。
その時に必要なものを、しっかり選んでお使い頂けるようにサポートさせて頂きます。
御不明な点は是非、お問い合わせください。

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