すてきな馬

これを読んでくださっているあなたにとって
忘れられない馬、大事な馬

はいますか?

今日、馬具を(商品でなく自分の)整理していたら
15年以上前の乗馬クラブ内で行われた試合のビデオテープが出てきました!!

その頃は、会社員として働きながら
言葉通り毎日クラブに通っていました。

早番の後は着替えてクラブへ直行
遅番の日は朝いちばんに乗ってから出勤

泊まり夜勤の日は、
乗って出勤して、朝に仕事が終わると仮眠をとって夕方騎乗馬

あの頃の体力が懐かしいですにひひ

そのクラブの会有馬に、青毛のおじいちゃん馬がいて、
確かオーストラリア産だったかな?若い頃は障碍で活躍していたとかしないとか…。

長くて大きな体に、反動が半端ないし、躰も硬くなっていたので
結構会員さんには敬遠されてたような気がします。

駈歩の時、タイミングよく脚を使わないと機嫌を損ねてピタっと止まっちゃったり、
ハミ受けも当時の私ではまったく出来なかったけど
なんでか彼が大好きでした。

彼がいたおかげで、学生のころから抱いていた
『自分は才能無いし、馬乗るの止めた方がいいかなー』
というネガティブな気持ち

が消えて、乗馬を心から本当に楽しいと思えたんです。

そして、彼がいたから、馬場に興味を持って(障碍馬だったのに(笑)
クラブに転職したり、ドイツまで修行に出たり、
そして今、馬具屋を始めようとしています。

彼は私が馬場のクラブに就職して、クラブを退会した後、乗馬を引退したそうですお月様

あの頃より少しは上手くなったかもしれない今、彼に乗ってみたかったなぁ…

彼と経路を踏んだ貴重なビデオは、恥ずかしくて
主人にもみせない超秘蔵映像ですが
何だかココロがほっこりしました。

そして『もっと上手くなれる様に頑張ろう』と改めて思いました虹

忙しい毎日で、余韻に浸るような時間もなかなかないですが
ちょっと手を休めて、お世話になった馬たちを思い出してみると
新しい気づきがあるような気がします目

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